エビの中で最も美しいと思う「コールマンシュリンプ」

10年位前までかな・・。このコールマンシュリンプが、トランベンのスラヤというダイブサイトに行くと、わんさかいたのですが、徐々に数が少なくなり、今はまったく見ることができなくなりました。

原因は何なのか分かりませんが、僕が思うに、ダイバーの影響かな・・・。
お行儀の悪いフォトグラファー、ガイドがホストであるイイジマフクロウウニをいじくりまわしたり、深場から指示棒を使って浅場に移動させてきたり、とにかく生物にストレスを与えたからだと思っています。

僕らのようなガイドが見れば、その写真が自然の姿をとらえた生物本来の姿なのか、それともガイドがいいポジションに移動させてきて撮った写真なのかは一目瞭然です。

昔、四国の某有名ポイントの某有名ショップの某有名ガイドにガイドされたお客さんの写真を見て、「やってんな・・・」って思った写真がありました。

それは、一枚のフレームの中に、確か、キンチャクガニ、フリソデエビ、カエルアンコウが写ってたんですね。
もしそれが本当に奇跡的に自然のシチュエーションだとしたら、それはすごいことですけど、まーないわな・・。
そんなことしてるから生物がどんどんいなくなってしまうんですよね。
このコロナの2年間で水中もだいぶよくなったのかな・・、って期待をしているのですが、長い年月かけてダイバーが変えてしまった水中環境は2年後時では戻らないよね。

水中生物にストレスをかけずに、無理にいい写真を撮ろうとしないで、水中環境に悪影響を与えないようなダイバーになりましょうね。

それでは。

泥のプリンス リボンゴビー

前回書いたオニツノハゼと同じ環境に生息するのがこのリボンゴビー。
バリ島北部のとあるポイントに行くと、うじゃうじゃと腐るほどいます。ただ、時期によっては数が減ったりするのですが、その期間彼らは生息深度を落としてるんですかね??その辺は謎ですが、とにかく探さなくてもいいほどそこら中にいます。

このリボンゴビーは、ブルーバード、ロブスト、セイルフィンと3種類見ることができるのですが、一番おおいのが、ロブスト、一番少ないのがセイルフィンかな?

写真撮るのは、まー大変ですよ。ドロドロなので、ゆっくり近づくにしても泥を巻き上げないって絶対できないから。。

ほんのすこーし流れがあると楽なんです。流れの下から近づけば、巻き上げた泥は魚と反対に行くので。
ただ、流れが強すぎるともう大変。泥が巻き上がりまくって写真どころじゃありません。

ちなみに、こいつはそこそこでかいので100mmくらすよりも60mmクラスじゃないと、まともな写真は撮れません。
100mmの射程距離だと体が全部入らないのと、体を入れようと思って下がったら遠すぎて綺麗な写真が撮れない。
ただ、なかなかよらせてくれないので、いずれにしても写真撮るのは結構な技術が必要です。

しっかりよれて、ライトもちゃんと当たったら綺麗な青色が顔に浮かび上がっていい写真になるんですけどね・・。

僕もまだまだですわ。

って、この写真は10年以上前に写真ですけどね。

一眼を持つ機会は最近ないけど、また是非リボンゴビーに挑戦してみたいと思います。

オニツノハゼとの出会い

渡航制限がだいぶ緩くなったとはいえ日本ーバリの直行便がないということが問題ないのか、はたまた日本人の気質によるのか、なかなかバリ島への日本人観光客が戻ってきていません。
バリの街中は、欧米人でそこそこの賑わいを見せているのですが、アジアの観光客は若干少なめです。

と、いうことで、なかなかブログに書くことがないので、思い出深い魚との出会いをいくつかシリーズ化してブログに残していこうと思います。

その第一回がなんともマニアックなこのハゼ。

オニツノハゼ 和名
Smith’s shrimpgoby 英名

こいつの存在を知ったのは、バリでダイビングのガイドを始めてからだいぶ時が経ってから。

Dive&Divesで以前働いていたD介氏のブログだったっけかな?詳細はもうだいぶ前のことなので忘れてしまいましたが、とにかくD介氏に連れて行ってもらったバリ島北部のとあるポイントで初対面を果たしたのですが、生息環境がとにかくドロドロで、水底に手をゆっくりついたとしても煙幕のように泥がフワフワーっと巻き上がるほど難しいポイントでした。
フィンで泥を巻き上げるなんてことしたら、魚を探すどころの騒ぎではなくなってしまうで、本当に上級者じゃないと連れていけないポイントです。

そんな劣悪環境のポイントで周りを見ればハゼだらけのゴビー天国。

生息数が一番多かったのが、リボンゴビー。3種類くらいが常時見られます。

そのゴビー天国の中でも、なかなか見つけられなくレアだったのがこのオニツノハゼ。

写真に撮ると地味なハゼですが、何千本もダイビングをしている僕からすると、その圧倒的な存在感と、レア度で夢中になってシャッターを切ってのを今でも鮮明に覚えています。

ただ・・・・、この写真を撮っている最中に、自分の上から泥の煙幕が降ってきまして、あっという間に視界がほぼ0になり、オニツノハゼが見えなくなってしまいました。

なんだこの煙幕は?って上を見上げると、D介氏が急いで逃げていくのが見えまして・・・。

D介氏の下手糞なフィンキックのおかげで、途中で撮影は中断となったというわけです・・・。

そんな思い出深いオニツノハゼ。

D介の逃げる姿は今でも瞼の裏に焼き付いております。

そんなことより、こいつにはまたいつか会いに行こうと思います。

それでは!