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バリ島ダイビングのベストシーズン

バリ島は雨季と乾季の2つのシーズンがあります。
一般的に4月から10月が乾季、11月から3月が雨季になります。
1年を通してダイビングは可能ですが、時期によっては雨が多く透明度が悪くなったり、風が強く波が高くなる時期もあります。
ダイビングをするにあたってベストシーズンを選んで渡バリをしたいもの。
そこで、バリ島在住25年の私が、バリ島でダイビングをする場合のベストシーズンを皆様に発表いたします。

※ここ数年、気象変動の影響で必ずしも例年通りの気温、水温、気候、海況というわけにはいかなくなっております。あくまでも参考程度に読んでいただき、実際の海況等に関しましては直接お問い合わせください。

バリ島のダイビングシーズンは大きく2つに分かれる

先にも説明しましたが、バリ島は一般的に4月から10月が乾季、11月から3月が雨季になります。
各月の気温、降水量、水温、透明度等をまとめました。

🌴 バリ島 月別の平均気温と降水量(目安)

平均気温(℃) 最高気温(℃) 最低気温(℃) 降水量(mm) 備考
1月 27 31 23 340 雨季のピーク。スコール多め
2月 27 31 23 300 湿度が高く、午後に雷雨が多い
3月 27 31 23 250 雨季の終盤、徐々に晴れ間が増える
4月 27 31 23 150 乾季の始まり。透明度が上がってくる
5月 27 31 23 90 海況が安定し、快適な季節
6月 26 30 22 60 乾季本番、ダイビングベストシーズン入り
7月 26 30 22 50 快晴の日が多いが風が強い
8月 26 30 22 40 一年で最も乾燥し涼しい。風が強い日も
9月 27 31 23 40 穏やかな乾季後半、マンボウシーズン
10月 28 32 24 70 暑さ戻るが海はまだ良好。雨季前の狙い目
11月 28 32 24 120 雨季が始まり、湿度上昇。午後スコールあり
12月 27 31 23 280 本格的な雨季。午前中は晴れることも多い

一般的に乾季と雨季の境(3月から4月、10月から11月)は気温が上がり、蒸し暑くなる傾向にあります。

水温、透明度、波の穏やかさなどの特徴

水温(ヌサペニダ、パダンバイ)水温(ヌサペニダ、パダンバイ以外)透明度
1月27-29度27-29度
2月27-29度27-29度
3月27-29度27-29度
4月27-29度27-29度
5月26-28度27-29度
6月25-27度27-29度
7月23-27度26-28度
8月18-26度26-28度
9月18-26度26-28度
10月21-27度26-28度
11月27-29度27-29度
12月27-29度27-29度

乾季(4月〜11月)はベストシーズン!その理由

東風の影響で透明度が高く、波が安定している

乾季の時期は総じて透明度が高い傾向にあります。
ただ、気を付けていただきたいのが7月から8月にかけてバリ島は風が強くなります。この時期になりますと毎年、各地で凧揚げ大会が始まります。

11月のムンジャンガン

マンタやモラモラ(マンボウ)など人気生物のシーズンと重なる

バリ島といえばマンタとマンボウなのですが、マンタは通年見ることができるのですが、雨の多い時期や、風が強い時期にはマンタポイントの海況が悪い場合があります。
マンタポイントはヌサペニダの南側にあり、うねりが入りやすく海況の影響を受けやすいポイントになります。ですので、穏やかな時期を選んでいきたいもの。
乾季の時期の7月、8月を除いた時期はマンタポイントも安定しています。
また、マンボウの時期も乾季の8月から10月前半になります。
この時期は世界中からマンボウ目的のダイバーがバリ島にたくさん訪れます。

注意点としては、この時期のヌサペニダは水温がかなり低くなります。体験ダイブの方にはあまりお勧めできるような水温ではないので、水温が高く海況が穏やかな場所を選んでのダイビングをお勧めします。

雨季(12月〜3月)でも潜れる?雨季の魅力と注意点

パダンバイやヌサペニダなど雨季でも穏やかなエリアがある

雨季のもっとも雨の多い時期は、トランベン、アメッドなどの山の麓のダイビングサイトは山からの泥水が海に流れ込み透明度がかなり落ちる場合もあります。特に12月から2月にかけては雨が多いので、事前にお天気を確認してください。
この時期でも比較的雨の影響を受けにくいのがパダンバイとヌサペニダになります。

雨季ならではの注意点(濁りや道路事情など)

ここ数年、日本と同じく、雨季の時期の1日の降水量がかなり多くなる日があります。
そんな日は各地で冠水、川の氾濫、地滑り等で道路が通れなくなることもあり、目的地までかんりの時間がかかる場合も。
そんな日は、全体的に海の透明度も落ちますので、週間天気予報や、SNS等で現地の状況を確認しましょう。

ダイビング目的別おすすめシーズン

大物狙い(マンボウ・マンタ) → 8〜10月

マンタやマンボウを狙ってのダイビングは8月から10月がお勧め。ただ、体験ダイブではマンタは見れてもマンボウは見ることがほぼできませんのでご注意ください。マンボウは生息水深が深く、流れが速い場所にいることが多いため、ライセンスがない方や、初心者では見ることが難しい。
また、水温もマンタ、マンボウのポイントも低いため、体験ダイバーには不向きです。

Tg4+FIX UWL-28M52R +D2000@Nusa Penida マンボウ

マクロ生物撮影 → 通年(特に雨季は人気スポットが空いている)

マクロポイント(トランベン、パダンバイ、シークレットベイ等)は通年楽しめますが、降水量が少ない雨季の時期がダイバーも少なくお勧め。個人的には3月から5月くらいがいい時期だと思います。

体験ダイビング・初心者 → 3〜5月、9月~11月が最適

体験ダイブに適している時期は雨季と乾季の境の海況が安定している時期です。水温も比較的温かく、透明度も高いため快適にダイビングができると思います。
お勧めは、パダンバイ、アメッド、トランベン。
もちろんヌサペニダもお勧めですが、ボートに乗っている時間が長いため、船に弱い方にはお勧めできませんが、マンタを見たい方は是非酔い止めを飲んでチャンレンジしてください。
ちなみにマンタはシュノーケルでも見ることができますよ!

Tg4+FIX UWL-28M52R+D2000 @Nusa Penida マンタ

まとめ:自分のスタイルに合わせてシーズンを選ぼう

天候だけでなく、混雑や価格、狙いたい生物も考慮する

一般的に

乾季=海況よし
雨季=海況悪し

なのですが、毎日よい、悪いわけではなく、乾季の時期も悪い日もあればいい日もあります。ただ、いい日のほうが悪い日に比べて多い、ということで、逆もしかり。

ですので、雨季だからと言って毎日悪いわけではなく、最高の海況の日も何日もあります。

私は、どちらかというと、乾季よりも雨季のほうが好きなんですね。それは水温が総じて温かいから。ウェットスーツなしでも潜れるくらい水温が温かくなります。
雨が降らない日は風もなく透明度もかなり上がる日も多々あります。

ですので、何が見たいか、どういったダイビングスタイルが好みなのかによってお勧めできる時期も異なってきます。

あなたにぴったりの時期を一緒にプランニングします

パパスダイブでは事前に入念な打ち合わせの上、おすすめの時期、ダイビングサイトをご提案させていただいておりますので、是非、ご予約前にご相談ください。

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